開発者なら誰でも、すぐ手の届くところに小さなユーティリティをいくつか置いているものです。1 日に何度も無意識に開くようなツールです。この記事では、日々のよくある作業をカバーする、無料でブラウザベースのツールを 10 個厳選しました。すべてブラウザ内で動作するため、貼り付けた内容がサーバーに送信されることはありません。
1. JSON 整形
機械が生成した JSON は 1 行に詰め込まれて読みづらいことがよくあります。JSON 整形ツールは、それを見やすいインデント構造に整え、転送用に圧縮し、構文を検証してくれます。コードがエラーを吐く前に余計なカンマに気づけます。
2. Base64 エンコード / デコード
バイナリや特殊文字をテキストしか扱えない経路(メール、JSON、Data URI、JWT)で運ぶときは Base64 の出番です。良い Base64 ツールは UTF-8 に完全対応し(日本語や絵文字も往復で壊れません)、URL-safe モードも備えています。
3. ハッシュ生成
ダウンロードしたファイルの検証、2 つのデータの照合、ハッシュの仕組みの学習に。ブラウザ標準の Web Crypto API を使うハッシュ生成ツールなら、入力を送信せずに SHA-256 や SHA-512 を即座に計算できます。
4. UUID 生成
データベースのキーやテストデータ用に一意な識別子をまとめて欲しいときは、UUID ジェネレーターが暗号乱数を使って RFC 4122 v4 の ID を一度に生成します。
5. Unix タイムスタンプ変換
ログや API は時刻を Unix タイムスタンプで保存しがちで、人間には一目で読めません。タイムスタンプ変換ツールは、その数値をローカルと UTC の日時に変換し(逆変換も)、現在のタイムスタンプもリアルタイム表示します。
6. 文字数カウント
論文、SEO 記事の長さ調整、文字数制限内に収めたい投稿など、文字数カウントツールは入力と同時に文字数・文字・文・段落・読了時間を計算します。
7. 大文字小文字変換
変数名の変更や見出しの整形に。大文字小文字変換ツールは camelCase、snake_case、kebab-case、Title Case などをワンクリックで切り替えます。
8. URL エンコード / デコード
特殊文字や非 ASCII 文字は URL を壊します。URL エンコードツールはクエリパラメータを正しくパーセントエンコードし、アドレスバーからコピーした %XX 文字列を解読します。
9. Diff / テキスト比較ツール
2 つのファイルが「同じに見える」のに動作が違うとき、diff ツールは変わった文字を正確にハイライトします。(当ツール集にも近日追加予定。)
10. 正規表現テスター
正規表現は強力ですが間違えやすいものです。入力しながらマッチをハイライトするテスターは、試行錯誤を「筋道立てて考えられるもの」に変えます。(近日追加予定。)
良いオンラインツールの選び方
「無料」なら何でも同じ、というわけではありません。確認したいポイント:
- ローカルで動くか? 上記のようにブラウザ内でデータを処理するツールなら、入力が端末を離れることはありません。機密情報を扱うときに重要です。
- 速いか? 静的で CDN 配信のツールは瞬時に表示され、通信の往復なしに反応します。
- 限界を正直に示しているか? 例えば MD5 が安全でないから対応しない、というハッシュツールは有用な情報を教えてくれています。
よく使うものをブックマークしておけば、1 日の摩擦が驚くほど減ります。以上のツールはすべて無料・プライバシー優先で、DevToolbox で使えます。